マットレスのコスパ|安いを比較!おすすめメーカーの選び方とは?

マットレスにかかるコスパは、マットレスの寿命処分費用を盛り込んだ年間コスト(金額/耐久年数)で比較するのが正しいやり方です。

というか、年間コストを計算せずに購入金額だけで決めてしまうと、「安物買いの銭失い」になりかねないので注意が必要です。

白いベッドマットが置かれた室内風景

「できるだけ良いものを安くで手に入れたい!」とお考えの方、ぜひ参考にしてください。

マットレス・コスパ|耐用年数

白壁に掛けられた白いカレンダー

マットレスの経費=コストは、購入費用耐久年数廃棄コスト の合計です。

どれだけ本体の購入費用が安くても、耐久年数が短いマットレスはコスパが悪くなり、処分費用が高額だと余計な出費がかさみます。

特に耐久年数コスパへの影響が大きいので、必ずチェックして欲しいポイントです。

よめ
よめ
「幾らで買ったか?」よりも、「何年間使える商品を幾らで買ったか?」が大事。

マットレスの耐久年数と販売価格について

半分くらい砂が落ちた砂時計のある風景

マットレスはどれだけ高品質&高額でも、平均10年程度で寿命を迎えます。

【老舗スプリングマットレスの保証&耐久】

  • 価格:10万~30万円
  • 品質保証期間:1年~2年
  • 耐久年数:5年~8年

なお、マットレスの耐久年数は基本的に価格と比例します。

【マットレス価格帯と耐久年数 対照表】

価格/耐久年 1年 3年 5年 8年 10年 12年~
~1万円          
1~3万円        
3~5万円        
5~10万円      
10~15万円        
15~20万円      
20万円~      

大まかな傾向として、価格が上がるごとに耐久年数は伸びるのが一般的ですが、10万円を超えると耐久年は10年程度を上限に伸び止まります。

よめ
よめ
素材の経年劣化10年の壁は、お金をかけたからってそう伸びない。

10万円以上の高級マットレスは、耐久性と価格が必ずしも比例するわけではないので、「高額なマットレスほど高耐久」という図式は当てはまりません

【スプリングマットレスの耐久性】

ベッドにあおむけになり、足を上げてくつろぐジーンズをはいた女性

 

高耐久で知られるスプリングマットレスも、金属の耐久性だけを見ると10年以上持つものは多いです。

ただし、スプリング以外の詰め物劣化と、マットレス内部汚染は確実に進行するので、最大でも10年ほどの耐久性と考えるのが一般的です。

よめ
よめ
スプリング以外着実に劣化していくんだ。

マットレス・コスパ|買い替え

人_人差し指を頬にあてて考え込む女性の横顔

マットレスの買い替え時期を判断する方法

マットレスは、メーカー保証圧縮テストからおおよその耐用年数は予測できますが、次の症状が確認できたときが買い替えどきです。

【マットレス 劣化のサイン】

◎軋み音がする

頭を押さえ叫ぶ、後悔する女子の画像

最も分かり易いのは、軋むような音が大きくなる時です。

気づくころからは一気に劣化が始まるので、急ぎ買い替えを検討しましょう。


◎マットレスに凹みが見られる

並べたシングルベッドの中心に立ち、うつむく男性の後ろ姿

劣化したマットレスは、復元力が失われて凹んだままになります。この状態は、完全に買い替えどきです。


◎マットレスが柔らかくなった

柔らかい毛布に包まれた赤ちゃんの足の裏の画像

柔らかくなるのも復元力の衰えからくる症状です。

じきに凹みが生じますし、反り腰の原因にもなるので急ぎ買い替えましょう。


◎寝つきが悪くなった

睡眠中に布団をはぎ取られ、眩しそうにめをつぶる女性

購入当時との主観評価で構いません。

寝返りが多くなったり、寝つきが悪いと感じる場合は、マットレスが劣化している可能性があります。


◎寝起きに腰や肩に違和感を感じる

肩こり 女性

購入当時との主観評価で構いません。

寝起き直後の肩こり・腰痛を感じるようになると、マットレス劣化のサインかもしれません。

また、加齢とともに筋力も衰えるので、身体との相性が合わなくなってきている可能性もあります。

ちなみに、何の症状もないようなら、耐用年数を超えて使っても特に問題ありません

ただし、カバーマットレス内部には、埃や汚れが確実に蓄積しているので、長くても10年~15年を目処に買い替えるのがおすすめです。

◎実際の劣化が耐久年より前後するのはなぜ?

マットレスの劣化は、個々の利用方法や環境の影響を最も大きく受けます。

耐久性にバラつきがあるのは、製品の個体差よりも個々の利用状況・環境に依るところが大きいです。

【劣化に影響する利用環境】

  • 利用者の体重重いほど劣化は早まる。
  • 利用頻度:よく使うほど劣化は早まる。
  • メンテナンス:ローテーション・部屋干しの有無や頻度が少ないほど劣化は早まる。
  • 利用状況:寝返り回数・立つ・肘立て・座る・重いものを乗せるなど、異常なストレスや使い方をするほど劣化は早まる。
  • 利用環境:湿気・紫外線・通気性など、マットレスを劣化させる外的環境の有無

マットレス・コスパ|処分費用

ゴミ捨て場に集められたごみ袋

マットレスの処分コストについて

買い替えと同時に発生するコストが旧マットレスの処分コストです。

マットレスの種類によっては高額な処分費用が必要になるので、購入時からチェックしておきたいポイントです。

【廃棄コスト】

  • 一般ごみとして捨てる場合:自分で分解&分別する作業コストが必要。
  • 業者に引き取り依頼廃棄費用が必要。

よめ
よめ
大型家具なので、捨てるだけでも大仕事なんだ。

ちなみに、マットレスを一般ごみとして廃棄する場合、ノンスプリングマットレスなら大した手間は要りませんが、スプリングマットレスだと、一般の方には難易度が高く、おすすめしません。

マットレスを一般ごみとして処分する方法

マットレスを一般ごみとして処分するには、自分でマットレスを分解する必要があります。

【マットレスの分解方法】

フルウレタンマットレス

出典:https://subscmatt.com/
  • 側地とウレタンをカッターで細かく切断して可燃ごみとして廃棄します。
  • カッター1本でできるので、難易度は低いです。

 


スプリングマットレス

スプリングマットレス分解_4

 

  • 側地と詰め物:細かく切断して可燃ごみとして廃棄します。
  • スプリング:細かく裁断して金属ゴミとして廃棄します。
  • 分解時には、詰め物や埃が盛大に舞い散り、スプリングを細かく裁断するためにはボルトクリッパーなどの切断工具も必要で、時間と労力を考えると、自分でやるのはおすすめしません。

スプリングマットレスを自分で分解する方法をまとめました。

⇒マットレスの解体方法についてはコチラ

耐久年数が短いマットレスでは、廃棄コストの発生頻度も多くなるので、購入金額以上の出費がかさんでいくことになります。

【処分費用の少ないマットレスの条件とは】

以下2つが合致するマットレスが、最も処分コストの小さいマットレスです。

  1. 10年程度の耐久性が見込める:買い替え頻度を抑えられる。
  2. ノンスプリングマットレス:カッター1本あれば、自分で分解して一般ごみで処分できる。

マットレス・コスパ|コスト

パソコンとノートの画像

「年間コスト」の計算方法について

マットレスを価格は、年間コスト を元に比較するのがおすすめです。

  • マットレスの年間コスト=販売価格 / 耐久年数

よめ
よめ
耐久年数で購入金額を割るだけ。

「販売価格」の補足はコチラ

saleと書き込む手の画像

販売価格は、webなどで表記されている額面をそのまま計算式の元にすればよいです。

メーカーによって、税込み・税抜きの表示が混在しますが、大した差ではないので、目についた価格表で試算してください。

「耐久年数」の補足はコチラ

マニフレックスの芯材エリオセルの長期保証出典:https://www.magniflex.jp/

マットレスの耐久は使用者の環境で大きく変わるため、明確に明示するメーカーはほとんどありません

よって、以下の優先順位で、暫定的な耐久年数を割り出します。

  1. メーカー保証:メーカー保証期間内はマスト。実際には、保証の1.5~2倍程度の耐久が見込めます。
  2. FAQ:稀に、FAQなどに耐久目安を記載していることがあります。
  3. 素材:ウレタンやスプリングコイルは、素材記号密度情報から、おおよその耐久年数を割り出せます。
    ※素人でも予測可能ですが、素材の知識が必要です。
  4. 耐久試験データ:実際の利用とはかけ離れた論理実験のため、あまり参考にはできません。テストしてるなら「1ヶ月かそこらで壊れるような粗悪品ではない」程度の認識が無難なところです。
素材から割り出すときには、スプリングなら鋼線規格(JIS)、ウレタンならデニールを参照します。

ちなみに、耐久年が過ぎたマットレスを、「特に支障ない」と使い続ける方が時々いますが、身体に悪いのでおすすめできません。

【劣化したマットレスの弊害】

疲れはててベッドに横になる女性
  • サポート力の低下によって姿勢が歪み、腰痛や肩こりを発症する。
  • 通気性・弾性の低下により睡眠効率を下げる。
  • 内部にカビ・ダニが発生しアレルギーを発症・悪化させる。
  • 破損により、ゴミや埃が発生する。
  • …etc

マットレスの劣化は、自覚できないほど静かに心身の健康被害を蝕むので、本当に注意しましょう。

よめ
よめ
マットレスの劣化を感じたら、速やかに交換するのが鉄則なんだ。

マットレス・コスパ|比較・選び方

ブレットを操作する女性の手元の画像

経費シミュレーションでコスパ総額を比較

マットレスのコスパは、10年単位でコストを計上してみると分かり易いです。

【マットレスにコストが発生するタイミング】

ジャンプする赤いナイキの靴を履いた人の画像
  • マットレスを新規購入するとき。
  • 不要マットレスを処分するとき。

具体的なパターンとして、最安値帯3万円性能・品質が充実してくる7万円をベースに、耐久年数3パターン(3年・5年・10年)の10年間コストをシミュレーションしてみました。

よろしければ参考にしてください。

3万円マットレス シミュレーション

比較するマットレスとパターンは次の通りです。

  • マットレス本体価格:3万円
  • スプリングの有無:あり・なし
  • 耐久年数:3年・5年・10年
  スプリング 耐用
年数
処分費用
/回数
10年コスト総額
(本体総額+処分費用総額)
A
無し 3年 0円/2回 (3万×3.3)+0
=9.9万円
有り 1万円/2回 (3万×3.3)+2万
=11.9万円
B 無し 5年 0円/1回 (3万×2)+0
=6万円
有り 1万円/1回 (3万×2)+1万
=7万円
C 無し 10年 0円/0回 (3万×1)+0
=3万円
有り 1万円/0回 (3万×1)+0万
=3万円

3万円台のマットレスに10年もの耐久性があればコスパは最強クラスですが、そういった製品はそうありません

ちなみに、3万円のマットレスだと3年以下の耐久が一般的です。

よめ
よめ
3万円以下の製品だと、実際には1年も持たないものも多かったりする。
スプリングマットレスの処分費用:業者依頼した場合の一般的な価格(1マ年)で算出しています。引き取りサービスや、自治体によって価格は前後します。

7万円マットレス シミュレーション

比較するマットレスとパターンは次の通りです。

  • マットレス本体価格:7万円
  • スプリングの有無:あり・なし
  • 耐久年数:3年・5年・10年
  スプリング 耐用
年数
処分費用
/回数
10年コスト総額
(本体総額+処分費用総額)
A
無し 3年 0円/2回 (7万×3.3)+0
=23.1万円
有り 1万円/2回 (3万×3.3)+2万
=25.1万円
A 無し 5年 0円/1回 (7万×2)+0
=14万円
有り 1万円/1回 (7万×2)+1万
=15万円
B 無し 10年 0円/0回 (7万×1)+0
=7万円
有り 1万円/0回 (7万×1)+0万
=7万円

5~10万円台のマットレスになってくると10年耐久の製品も多くなるので、最も狙い目の価格帯となります。

ちなみに、この価格帯で3年耐久というのも、現実的にはほとんどありません

よめ
よめ
5~10万円のマットレスは、性能もよい
スプリングマットレスの処分費用:業者依頼した場合の一般的な価格(1マ年)で算出しています。引き取りサービスや、自治体によって価格は前後します。

注目して欲しいのは、売れ筋の3万円台と7万円台の売れ筋ラインの中でも、その価格帯の理想的な耐久年とのコスト比較です。

・3万円台マットレスで最長クラスの耐久年:5年
・7万円台マットレスで最長クラスの耐久年:10年

【3万円vs7万円 コスト比較 ココに注目!】

10年スパンで比較すると、3万円のマットレス(理想耐久5年)も7万円のマットレス(理想耐久10年)も、コスト的にはほとんど変わりがない点に注目してください。

\マットレス 10年コスト比較表/

  スプリング 耐用
年数
処分費用
/回数
10年コスト総額
(本体総額+処分費用総額)
3万円
無し 5年 0円/2回 (3万×2)+0
=6万円
有り 5年 1万円
/2回
(3万×2)+1万
=7万円
7万円 無し 10年 0円
/0回
(7万×1)+0
=7万円
有り 1万円
/0回
(7万×1)+0万
=7万円

コレのどこが注目ポイントかというと、3万円と7万円のマットレスだと、寝心地・肌触り・通気性・体圧分散・底付感などの品質面が格段に変わるからです。

10年間に掛けるコストは同じなら、より品質の良いものを選ぶ方がはるかに賢くないですか?

顔を両手で覆い、信じられない!と悲壮感一杯にうなだれる男の子の画像

よめ
よめ
これぞ「安物買いの銭失い」の構図…。

一般的に「5万円以下のマットレスはコスパが悪い」と言われているのは、「低価格帯=低耐久だから」というのが最も大きな理由です。

よめ
よめ
5万円を超えてくると、耐久性と品質はツーランクくらい上がるんだよね。

なお、価格帯別の平均的な耐久年年間コストは次の通りです。

  • 3万円マットレス(平均3年):1万円/年
  • 7万円マットレス(平均10年):0.7万円/年

販売価格年間コスト完全に逆転していることが分かりますね。

頭を押さえ叫ぶ、後悔する女子の画像
  • 耐久性が低い:買い替え回数が増えるたびに手間・出費・新規購入費用が増えて年間コストも高くなり、コスパも悪くなる。
  • 耐久性が高い:余計なコストがかからないので年間コストも低くなり、コスパも良くなる。

よめ
よめ
単純な販売価格だけで比較すると、大きく損をするかもしれないよ。

マットレス・コスパ|まとめ

貯金箱にお金を入れる女性の画像

マットレスは消耗品(消費期限あり)なので、販売価格と耐久年数(保証期間)でコストを見積もるのがおすすめです。

  • マットレスの価格(年間コスト)=販売価格/耐久年数
計算機を使って動向をチェックする人のペン先

販売価格だけを見て、安い・高いを判断すると「安物買いの銭失い」になる可能性があるため注意が必要です。

ちなみに、年間コストで比較すると、ほとんどのケースで 5万円以下のマットレスより5万円以上のマットレスの方が安く なります。

おすすめ&狙いドコロは5~10万円の価格帯で、年間コストが7千円以下の以下6つです。

以上、本当に安いマットレスの選び方とおすすめマットレス の紹介です。

マットレスは健康日々の活力にも影響するので、リーズナブルだけじゃなく高品質のものを利用してください。

よめ
よめ
上記4ラインは間違いなく高品質だよ。

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