マットレス おすすめ

マットレスの寿命は何年?替え時・長持ちさせる方法・選び方

マットレスは消耗品で、どんなに高額なマットレスでも一生使うことは出来ません

平均的な耐用年数から買い替えどきのサイン長持ちさせる方法などを紹介していきますので、「そろそろ買い替えどきかも?」とお考えだった方、ぜひ参考にしてください。

マットレスの寿命は何年?

白壁に掛けられた白いカレンダー

マットレスの寿命は芯材に使っている素材で変わる

マットレスは大きく分けると芯材・詰め物*・カバーで出来ていて、取り替えや代替ができないコアパーツ芯材と呼びます。

*安価なモデルには含まれない場合があります。

マットレスの基本構造 図解

マットレスはどんなに高級なモデルでも、芯材・詰め物*・カバーで出来ています。

*安価なモデルには含まれない場合があります。

例えば、以下のエアウィーヴ ハイエンドモデルでは以下の構成になります。

  • 芯材:エアファイバー
  • 詰め物:トッパー・エアファイバー(スペーサー)・カバー(ベース部分)
  • カバー:カバー・カバー(トップ部分)
マットレス 構造 図解出典:エアウィーヴ

つまりマットレスの寿命はリプレイスできない芯材次第ということになり、芯材の材質自体でおおよその耐久傾向も決まります。

・本項では、標準品質での素材傾向を解説しています。
・素材品質によって寿命は大きく前後しますので、大まかな傾向として参照してください。

スプリングマットレスの寿命は8年~10年

スプリングマットレスに使われる芯材は鋼線で作られたスプリングで、マットレスの寿命はおよそ8年~10年程度です。

最高品質の鋼線で作られたスプリングだと20年以上持つことも珍しくありません。

サータ マットレス ポケットコイル 出典:https://www.serta-japan.jp/

スプリングの耐久性が高いわりにマットレス自体の寿命がそこまで長くないのは、芯材以外が必ず劣化するから。

スプリングマットレスは作りが複雑で高額ですが、芯材の耐久性だけで言えばマットレスの中では確実にNO.1です。

【コイルスプリング・ボンネルコイルスプリング耐久性比較】

スプリングマットレスには、コイルスプリングボンネルコイルスプリングの2種類があります。

このふたつを比べると、ストレスを分散できるコイルスプリングの方が一般的に耐久性は高くなります。

(高耐久)コイルスプリング > ボンネルコイルスプリング(低耐久)

低反発ウレタンマットレスの寿命は3年~5年

低反発ウレタンを芯材にするのは、マットレスの上に乗せて使うトッパーマットレスが一般的です。

低反発ウレタンは劣化に気づきにくい素材ですが、3年~5年程度でコシが無くなりふにゃふにゃになります。

低反発ウレタンに手を押して跡が付いた様子の画像

緩衝材としてなら寿命が来てもしばらく使うことは可能ですが、通気性がなく変質しやすいのが難点。

カビウレタン破損は確実に進むので、衛生的にも良くないです。

高反発ウレタンマットレスの寿命は5年~8年

高反発ウレタンは色んな種類・グレードがありますが、5年~8年程度で寿命を迎えるのが一般的です。

高反発ウレタン層

低反発ウレタンと違って、復元力が無くなりへたりが見られるようになるので、使っていても寿命に気づきやすい芯材と言えます。

ラテックスマットレスの寿命は6年~8年

ラテックスはゴム製の高級マットレスで、6年~8年程度が寿命です。

耐久性はとても高く、高純度×高品質なものは10年以上でも余裕で持ちます。

ファイバーマットレスの寿命は3年~5年

プラスチック繊維で作られたファイバーマットレスは、3年~5年程度で寿命になります。

ファイバー素材の断面をアップした画像

マットレスの芯材としては理想的な性能を持ちますが、一度劣化すると急激に寿命が縮むのも特徴で、身体の大きい方(100kg以上)などには不向きです。

高級マットレスでも10年くらいが上限です。

マットレスの平均的な寿命は5~8年。永くても10年で交換がベター

半分くらい砂が落ちた砂時計のある風景

マットレスは、どれだけ高品質×高額でも平均10年程度で寿命を迎えます。

【老舗スプリングマットレスの平均的な保証期間&耐久年】

  • 価格:10万~30万円
  • 品質保証期間:1年~2年
  • 耐久年数:5年~8年

スプリングマットレスなど、「芯素材が丈夫なものだともっと持つでしょ?」と思われる方も多いのですが、半分正解で半分間違っています。

スプリングの中には、軽く10年を超える耐久性を持つ素材も多く、スプリング単体で見れば10年以上は余裕で持つものもあります。

でも、スプリング以外の素材は10年程度で必ず劣化するので、マットレスとしては寿命を迎える事になります。

【10年以内に劣化が進むもの】

  • カバー生地:擦り切れ・解れ・汚れ・カビの浸食が進みます。状態が酷いと破れたり黒ずみます。
  • 詰め物:弾力の低下・埃・汚れ・ダニ・カビなどが蓄積します。
  • スプリングボックス内:埃・汚れ・カビなどが蓄積します。湿気が多い環境だと錆やカビも発生します。

マットレスの寿命は価格と比例する

なお、マットレスの耐久年数は基本的に価格に比例します。

【マットレス価格帯と耐久年数 対照表】

価格/耐久年 1年 3年 5年 8年 10年 12年~
~1万円          
1~3万円        
3~5万円        
5~10万円      
10~15万円        
15~20万円      
20万円~      

大まかな傾向として、価格が上がるごとに耐久年数は伸びるのが一般的で、10万円を超えるあたりから耐久年は10年程度を上限に伸び止まります。

マットレスにお金をかけると間違いなく寝心地は良くなるものの、寿命には上限があることは覚えておきましょう。

よめ
よめ
素材の経年劣化10年の壁は、お金をかけたからってそれほど伸びない

マットレスの寿命 交換時期・替え時の目安

人_人差し指を頬にあてて考え込む女性の横顔

マットレスは、メーカー保証素材からおおよその耐用年数を予測できますが、利用環境によって長くも短くもなります。

【劣化に影響する利用環境】

  • 利用者の体重重いほど劣化は早まる。
  • 利用頻度:よく使うほど劣化は早まる。
  • メンテナンス:ローテーション・部屋干しの有無や頻度が少ないほど劣化は早まる。
  • 利用状況:寝返り回数・立つ・肘立て・座る・重いものを乗せるなど、異常なストレスや使い方をするほど劣化は早まる。
  • 利用環境:湿気・紫外線・通気性など、マットレスを劣化させる外的環境の有無

よって、耐用年数はあくまでも目安としてとらえ、次の症状が出たら交換を検討してください。

逆に、症状がないなら耐用年数を超えて利用しても問題ありません

マットレス 替え時の目安1. 軋み音がする

頭を押さえ叫ぶ、後悔する女子の画像

最も分かり易いのは、軋むような音が大きくなる時です。

気づき出したら一気に劣化が始まるので、急ぎ買い替えを検討しましょう。

マットレス 替え時の目安2. マットレスに凹みが見られる

並べたシングルベッドの中心に立ち、うつむく男性の後ろ姿

劣化したマットレスは、復元力が失われて凹んだままになります。

この状態は、完全に買い替えどきです。

マットレス 替え時の目安3. マットレスが柔らかくなった

柔らかい毛布に包まれた赤ちゃんの足の裏の画像

柔らかくなるのも復元力の衰えからくる症状です。

じきに凹みが生じ反り腰の原因にもなるので急ぎ買い替えましょう。

マットレス 替え時の目安4. 寝つきが悪くなった

睡眠中に布団をはぎ取られ、眩しそうにめをつぶる女性

購入当時との主観評価で構わないのですが、寝返りが多くなったり、寝つきが悪いと感じる場合は、マットレスが劣化している可能性があります。

また、体質体格生活環境などが変わり、マットレスが合わなくなっているのかもしれません。

そろそろ、買い替えを検討しはじめてよい頃です。

マットレス 替え時の目安5. 寝起き時に肩や腰が痛むようになった

肩こり 女性

購入当時との主観評価で構いません。

寝起き直後の肩こり・腰痛を感じるようになると、マットレス劣化のサインかもしれません。

また、加齢とともに筋力も衰えるので、身体との相性が合わなくなってきている可能性もあります。

そろそろ、買い替えを検討しはじめてよい頃です。


何の症状もないなら、耐用年数を超えて使っても問題ありません

ただし、カバーマットレス内部には埃や汚れが蓄積しているので、衛生的な面を考えると、長くても10年~15年を目処に買い替えるのがおすすめです。

よめ
よめ
マットレスは 10年スパン 定期的に買い替えるのがおすすめ。

寿命のマットレスを使うデメリット

疲れはててベッドに横になる女性

耐久年が過ぎたマットレスを、「特に支障ない」と使い続ける方が時々いますが、身体に悪いのでおすすめできません。

【劣化したマットレスの弊害】

  • サポート力の低下によって姿勢が歪み、腰痛や肩こりを発症する。
  • 通気性・弾性の低下により睡眠効率を下げる。
  • 内部にカビ・ダニが発生しアレルギーを発症・悪化させる。
  • 破損により、ゴミや埃が発生する。
  • …etc

マットレスの劣化は、自覚できないほど静かに心身の健康被害を蝕むので注意しましょう。

よめ
よめ
マットレスの劣化を感じたら、速やかに交換するのが鉄則なんだ。

寿命マットレスのデメリット1. 腰痛や肩こりの原因になる

寿命マットレスの一番のデメリットはヘタリです。

【ヘタリとは?】

ヘタリとは、マットレス本来の支える力が無くなった状態で、具体的には次の症状が現れます。

  • 新品時に比べて深く沈みこむようになる。
  • 凹んだまま戻らない
  • 凹んだ状態から戻るのに時間がかかるようになった。

マットレスのヘタリは反り腰・姿勢悪化を招き、腰痛や肩こりの原因になります。

\ヘタり⇒反り腰⇒腰痛…/

体圧分散_沈み込み

寿命マットレスのデメリット2. 寝ても疲れが取れない

寿命を迎えたマットレスは 復元力衝撃吸収性・体圧分散性も劣化するため、睡眠効率が悪くなります。

【寿命マットレスで低下するスペック】

  • 復元力・反発力寝返りをサポートするスペック。
    寝返りがスムーズにできないと睡眠サイクルが正常に働かず、眠りも深くならない
  • 衝撃吸収性・体圧分散性:バランスよく沈み込むことで姿勢を安定させたり、皮膚のうっ血を防ぐことで長時間の睡眠をサポートするスペック。
    長時間の姿勢を安定的に支えられないと、熟睡感を得にくくなる。

寝起きが辛くなる・日中に眠くなる・頭がぼーっとする…など、睡眠不足と同じような症状が慢性化する危険があります。

眠りそうで眠れず、うつろな目でこちらを見る女性

寿命マットレスのデメリット3. ダニ・カビが繁殖しやすく不衛生

丸洗いできるマットレスでない限り、多かれ少なかれダニ・カビの繁殖は見られます。

利用年数がながくなるほど、マットレスがダニ・カビの温床になるのは避けられないことです。

ダニ進入禁止のマーク

当初はアレルギーなどがない方でも、アレルゲンが増えると発症リスクが高まるのはよくある話。

マットレスは「一定年数ごとに取り替えるべき消耗品」として使うのが妥当です。

寿命マットレスのデメリット4. ゴミや埃が溜まりやすくなる

寿命マットレスは、カバー詰め物ほつれたり破けることも少なくありません。

一度劣化した繊維には、劣化するスピードが速まる・空いた穴からゴミや埃が溜まりやすくなるといったデメリットもあります。

マットレス内部にゴミや埃が溜まることで、ダニ・カビが生息しやすくなるといった悪循環も発生します。

マットレスの寿命を長持ちさせる方法

時計を持つ手の画像

マットレスを劣化させる2大要因は、加重ストレス湿気です。

長持ちさせるには、日頃のお手入れ環境整備が有効です。

マットレスの寿命を長持ちさせる方法1. 定期的にお手入れをする

マットレス本体はクリーニング出来ないものが多いので、基本的なお手入れはローテーション部屋干しです。

マットレスの基本的なメンテナンス方法はコチラ

マットレスのメンテナンス方法は基本的に次の2つです。


ローテーション

マットレスのローテーション メンテナンスのイメージ図

寝る位置はだいたい決まっているため、一箇所にかかる圧力や摩耗を分散し、マットレスの劣化を緩やかにする方法です。

  • やり方:マットレスを上下・裏表*反転させる。
  • 頻度:3ヵ月に1度程度
  • *:マットレスによっては裏表反転が出来ないものもあります。

室内干し

マットレスの室内干しのイメージ図 参考ビブラート1出典:https://subscmatt.com/

湿気を溜め込みがちなマットレスの上下面を空気に触れさせることで乾燥を促します。

  • やり方:通気性のよい室内に、マットレスの上下面が空気に触れるように立てかける。
  • 頻度:3ヵ月に1度程度
特に、低反発ウレタンは温度や日光に弱いので、外干し厳禁です。

オーソドックスなお手入れですが、きちんとやってると劣化を最小限にしてくれます。

マットレスの寿命を長持ちさせる方法2. 敷きパッドやカバーを使い小まめに洗濯する

マットレスで一番最初に劣化するのはマットレス表面です。

【マットレス表面が劣化する理由】

  • 吸湿・放湿を繰り返す。
  • 埃・垢・汚れが溜まりやすい。
  • 摩擦の影響を受けやすい。

対策は簡単で、ベッドパッドシーツ類を使うことです。

シーツを大きく広げてベッドメイキングする女性

更にいうとパッド・シーツ類を小まめに洗濯して清潔な状態を保つこと。

これだけで目に見える汚損・破損の大部分を予防できます。

マットレスの寿命を長持ちさせる方法3. トッパーマットレスを使う

トッパーマットレスとはマットレスの上に乗せるマットレスで、高級マットレスでいうところの詰め物パーツです。

マットレスの詰め物は、パッド類とおなじく最初に劣化するパーツ。

普段から最上部にトッパーマットレスを使っていれば、劣化したとてトッパーのみの交換で済みます。

トゥルースリーロール状

マットレス本体はヘタリがなければずっと使っていけます。

よめ
よめ
高級スプリングマットレスと組み合わせれば、飛躍的に寿命を伸ばせるテクニック。

マットレスの寿命を長持ちさせる方法4. 湿気を部屋に溜めない

湿気はマットレスの大敵。

最もシンプルな湿気予防は、部屋の換気です。

お金手間もかからないので、コンスタントに換気することを心掛けてください。

換気する女性

マットレスの寿命を長持ちさせる方法5. ベッドを使う

湿気対策の2つめは、ベッドを使うこと。

黒いパイプベッドのある寝室

湿気は、床面などの面に沿って溜まる性質があります。

ベッドフレームに乗せるだけで、マットレスへの湿気ダメージは大幅に軽減されます。

マットレス直置きが湿気を溜め込むプロセス

マットレスを床に直置きすると、空気の特性によってマットレス周辺に湿気だまりが起きやすくなります。

\床にマットレスを設置した時に湿気が溜まるプロセス/

床面に敷いたマットレスと床が面した角では空気の対流が少ないので、比重の重い湿った空気が溜まりやすいエリアと化します。

そして、時間と共に湿気を含んだ空気は集合&合体し続けるので、やがて水蒸気含有量が増加し、温度変化が伴うと「あっ」という間に結露します。

床にマットレスを直敷した時に、湿気だまりができるイメージの図解
よめ
よめ
直置きによって、マットレスが湿気をせき止める壁になってしまうんだ。

【水分を含んだ空気の特性】

  • 空気は湿気を含むと重くなり、床面付近を漂う性質がある。
  • 湿った空気は床に面した遮蔽物に溜まりやすい。
  • 湿気を含んだ空気は結合していくことで空気中の水蒸気濃度も上がる

ベッドフレームを置けないときは、除湿シートを使うのがおすすめです。

【マットレス下のおすすめ対策】

わたしがおすすめなのは モットンの除湿シートです。

\極薄×高性能なモットンの除湿シート/

出典:https://motton-japan.com/

よめ
よめ
繰り返し利用可能の優れものなんだ。

モットンというと、山本昌さんがイメージキャラクターの高反発マットレスが有名ですが、除湿シートの性能がすこぶる良いです。

モットン除湿シートの特徴は次の通り。

  1. くり返し使えて経済的。
  2. 干し時が分かる湿気お知らせセンサー付き。
  3. アンモニアに対する消臭性が特に強い。
  4. 耐久性が高い。
  5. 吸水・吸湿の繰り返しによる吸水性能の低下がみられない。
  6. 塩分の含まれた寝汗もしっかり吸収。

第三者機関による性能テストでも、某大手ネットショップの1位・7位製品以上の好成績をたたき出した高品質なシートです。

モットン 除湿シート 公式サイト

マットレス下にすのこを愛用するひともいますが、高さの低さから通気性は不十分床面も傷つきやすいのでおすすめしません。

よめ
よめ
すのこは、無いよりはあった方がまし…くらいのアイテム。除湿シートの方がよっぽど性能はいいし、使いやすい。

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長寿命マットレスの選び方

むしめがねをつかってしっかりとチェックする男性の顔のアップ

マットレスの寿命は利用方法や環境に左右されるので、メーカーが明確に提示することはありません

よって、いくつかの情報からユーザー自身で予測することになります。

参考となるのが次の情報です。

【マットレス寿命の予測に役立つ情報】

  • FAQ
  • メーカー保証
  • 素材
  • 耐久性試験

どれか1つの情報だけでは判断できないので、情報をいくつか抱き合わせて総合的に判断することになります。

耐久年の予測には多少の知識も必要だったりするので、FAQを調べてものってなければ「店員さんやサポートデスクに直接聞いてしまう」のが最も手っ取り早くて確実だったりします。

長寿命マットレスの選び方1. FAQをチェックする

老舗や自信のあるブランドだと、よくあるFAQに「目安」として掲載していることがあります。

利用状況によって前後するものではありますが、ブランドのネームバリュー度によって見せ方のバッファに傾向があるように感じます。

【FAQでの見せ方】

  • 有名ブランド控えめに提示する傾向。リアルでは2割増しで持つことが多い。
  • 認知の低いブランド上限に近い数値を提示する傾向。ギリギリの耐用年数のことが多く、リアルでは2割減といったところ。

よめ
よめ
どちらかというと、記載してないブランドの方が多い。

長寿命マットレスの選び方2. メーカー保証のあるものを選ぶ

メーカー保証とは所定の期間内に経年劣化によるヘタリが確認できたときに無償交換してくれる制度のこと。

保証は義務ではないので、保証がある時点で耐久性にも期待できます。

当然ながら、実際の寿命は保証より長いのが普通で、保証期間が長いブランドほど長寿命と言えます。

保証期間から予測できる寿命の目安は次の通り。

【保証期間から予測できるマットレスの平均寿命】

  • 1年保証:約3年
  • 3年保証:約5年~8年
  • 10年保証:約12年

3年保証は、パターンとしては最も多く、製品品質にもかなりばらつきがあるのが特徴。

おおよそ5~8年程度としていますが、高品質なブランドは10年程度は余裕で持ち、低品質なブランドだと持って5年と言ったトコロです。

長寿命マットレスの選び方4. ウレタン密度の高いものを選ぶ

ウレタンマットレスの耐久性は、ウレタン密度のD:デニールを目安にできます。

【D:デニールについて】

緻密な連続ハニカム構造の立体画像

Dは、ウレタンの密度を表す指標で、呼称はデニール

  • 数値が高いほど高密度
  • 数値が高いほど高耐久
  • 数値が高いほど高価

D(デニール)値は、N値と違い デニール値の高さ=品質 と言っても過言ではありません。

ちなみに、マットレスの実用に耐え得るD値は次のとおり。

  • マットレス実用に耐え得るデニール値: 25D以上 

25Dを超えると、製品の経年変化は起こりにくく、耐久年数も実用的なレベルになります。

D(デニール) 説明
10D~25D 1日の使用中にもヘタりが目に見えるレベル。
数か月で形状変化してしまい、寝具としては数か月と持たない密度。
25D~30D やや不安は残るものの、寝具としての1日の使用にも耐えうる密度がここ。
数値が低いほど耐久年数は下がり、3年持てばよい方と言える。
30D~45D 寝具は、このスペックからが理想的
一日の使用でヘタることはほぼなく、経年変化にもとても強い。
普通に使うなら、5年以上もつことも珍しくない。
45D~ 高密度&強度で、長期にわたってヘタることはまずない。

有名な寝具メーカーのハイエンドモデルは、30D以上が多く、耐久年数5~10年程が相場です。

  • ウレタンマットレスは、30D以上を目安にする。

長寿命マットレスの選び方5. スプリングの硬鋼線ランクの高いものを選ぶ

鋼材ウレタン密度から、ある程度の耐久性を予測できます。

ただし、表示義務はないので、製品ラベルからでは分からないことも多いです。

硬鋼線のランクについて

マットレスに使われるコイルスプリングの最高ランクは次の通りです。

  • SWRH82 B C種

記号数値の意味は次の通りです。

サータ コイル jis規格 図解

  • SWRH硬鋼線を示す記号。純度があとちょっと高ければピアノ線になるほど硬くて粘りのある金属。
  • 82:カーボン含有量を示す数値。数値が大きい方が硬く反発力が強くなる。
    ※82はマットレススプリングでは最高値レベル。
  • B:マンガンの含有量を示す数値。「2段階:A<B」で粘りが増し強くなる。
  • C:スプリングの引っ張り強度を示す数値。「3段階:A<B<」で強くなる。

SWRH82BC種 は、バネ材の中では最強レベルで、硬鋼線ランクでは最高位の材質です。

有名ブランドでよく使われる鋼材規格は次の通りです。

  • SWRH82B C種:サータやドリームベッドでよく使われる最高位ランク
  • SWRH67B C種:リーズナブルな国産ポケットマットレスに使われる規格
  • SWRH62B C種:シモンズでよく使われる規格。

最近は、硬鋼材より高品質なピアノ線を使ったものもあります。

コイル材質がよくても高品質とは限りませんが、SWRH62B C種より低品質だと、かなりの確率で粗悪品の可能性が高いです。


長寿命マットレスの選び方6. 耐久性試験の有無と結果を明示しているブランドを選ぶ

マットレスのカタログなどに記載のある「◎万回耐久試験◎◎%」は、ちょっと癖ものです。

耐久性試験とは、ウレタンの品質表示に必要な復元率を出すための試験で、8万回実施するのが一般的。

よほど劣悪なものでなければ「8万回耐久試験95%以上」程度の性能は割と普通です。

しかも、やってるのは単純圧縮テストなので、膨大な数の割りにはリアリティはありません。

【復元率の試験方法 JIS K 6400-4(B法)】

一辺が50mm以上の正方形で厚さが20mm以上のフォームを試験片とし、厚さの50%の距離を1分間に60回の速さで繰り返し8万回圧縮した後、30分間室温に放置して試験片の厚さを測定し、繰り返し圧縮残留ひずみ率(%)を算出します。この数値を100から差し引いた数値(%)をもって復元率とします。

引用:日本ウレタン工業協会

耐用試験を参考にするなら、以下のスペック以上に注目するのがおすすめです。

【高耐久を期待できる耐用試験・結果】

  • 試験回数:10万回以上(8万回以下はふつう)
  • 復元率:98%以上(95%程度はざらにある)

「8万回で復元率95%」もすごい数字ではありますが、3年耐久品でもざらにあります。

【なんで8万回?】

およそ10年間の寝返りを想定した回数になっています。

22回(1日に寝返りする数)×365日×10年間=80,300回

ちなみに寝返り回数の平均には個人差があって、昨今では1日の寝返り平均がおよそ24回程度とも言われています。それに当てはめた場合でも8年相当の寝返りを想定できます。

実際には、湿気・体重・利用頻度・温度などのストレスが加わるので、「8万回テスト合格=10年(8年)耐久」単純に置き換えることはできません

よめ
よめ
あくまでも補足情報として、参考程度に見ておくくらいがちょうどよいです。

マットレスの寿命|まとめ

貯金箱にお金を入れる女性の画像

マットレスの寿命は 使い方環境に左右されるモノなので、予め◎◎年と明示するのは難しく、劣化サインに気づいた時がマットレスの寿命です。

【マットレス 劣化のサイン】

人_目の上に手を添えてこちらを真っ直ぐ見つめる女性

  • 軋みがする。
  • マットレスに凹みが見られる。
  • マットレスが柔らかくなった。
  • 寝つきが悪くなった。
  • 寝起きにに違和感を感じるようになった。

マットレスの寿命を予測したいときは、メーカーの保証期間素材を参考にするのがおすすめです。

ただし、専門知識も多少は必要なので、慣れない人はショップの店員さんやサポートデスクに直接聞くのが、最も早く確かな情報を得る方法です。

ちなみに、耐久年は価格帯でおおよそ決まっていて、5万円~10万円クラスのマットレスが、最も費用対効果のバランスが良いです。

【価格帯別 平均的な耐久年】

  • ~3万円のマットレス1年~3年程度の耐久性。
  • 3万円~5万円のマットレス3年~5年程度の耐久性。
  • 5万円~のマットレス8年~10年程度の耐久性。

寿命を迎えたマットレスは、心身へのデメリットしかないので、速やかに交換を検討するのがおすすめです。


◎長寿命×リーズナブル♪コスパの良いおすすめのマットレス

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